連載中のマンガで買ってるもの

すみれファンファーレの6巻が出る!IKKI休刊で書下ろし最終巻なんてことになってみんな待ったり忘れたりしながらやっと2016年12月にすみれファンファーレの6巻が出る!

最近、漫画がちゃんと買えない。発売直後に買い逃して買えなくなるのもよくあるし、それを避けるために早めに予約したら予約したのを忘れてまた買ってしまったりする。良い機会だからいま紙で買ってる漫画を羅列する。

 

『acca13区』オノナツメ

12月24日に最終巻の6巻が出る。有隣堂の特典ポストカードを毎巻集めているので最終巻も有隣堂で買う。

 

『春の呪い』

これも12月24日に下巻が出て完結する。上巻は100回くらい読み返してる。よく読み返すなら紙のほうが読みやすいと思う。

 

ランドリオールおがきちか

年に2回くらい出て毎回特装版と通常版がある。書店特典がいつも数種類ある。売り切れを避けるためにセブンネットで特装版を予約して、通常版をどこか特典のつくところで買う予定。次回29巻は限定生産のアニメDVD付き。

 

3月のライオン羽海野チカ

書店特典ペーパー欲しい!でも発売日にぜったい読みたいし近所に本屋は無い!ペーパーの内容はファンブックが出たら収録されるかなと思って最近は諦めてる。12巻は間違えて2冊買ってしまった。発売日が周辺でTLがざわつくので買い逃しは心配しなくても良いかもしれない。

 

シュトヘル伊藤悠

 年に1,2冊出る。装丁が良いし、キャラが多いので紙で読む必要がある。キャラが多い漫画、電子版で読むの難しい。

 

ドロヘドロ林田球

年に1,2冊出る。装丁がめちゃくちゃ良い。

 

ジョジョリオン荒木飛呂彦

たぶん20巻以上の連載になる。装丁がやっぱりかっこいい。ジャンプコミックスなので紙質は悪い。

 

血界戦線内藤泰弘

読み返すので紙で買ってるけど、大きい画面で読みたい。

 

ワールドトリガー葦原大介

先生の体調次第だけど50巻以上続いてほしい。永遠に読みたい。

 

『鬼滅の刃』吾峠呼世晴

まだ4巻。しかし毎週ジャンプに載っているので年に4,5冊出る。早く禰豆子が人間に戻れますように。

 

ちはやふる末次由紀

1巻を買った時はこんな長編になるとは思ってなかった。装丁が美しいし紙で持っていたい。しかし年に3冊くらい出るので電子版に移行したい。BOOKWARKERでも30巻くらいまで持ってる。

 

『きのう何食べた』よしながふみ

全巻台所に置いてる。でも先生とあんまり味の好みが合わない。年に1冊くらい出る。

 

『大奥』よしながふみ

年に1冊くらい出るけど、そろそろ江戸時代が終わるので最終巻が近い。

 

宝石の国市川春子

買い逃し率が高い。限定版が出るタイプだから買い逃しは痛い。

 

『ディザインズ』五十嵐大介

2巻出た?まだ?いつ出るの?

 

『惑わない星』石川雅之

2巻のことのんびり待ってる。

 

あと電子版で買ってたけど紙で買い直そうとしてるのが

『月に吠えらんねえ』

昭和元禄落語心中

 

ほかに電子版で買ってるのは「ハイキュー!」「僕のヒーローアカデミア」「宇宙兄弟」「スティーブズ」「ダンジョン飯」「プリンセスメゾン」「ましろの音」「あさはかなゆめみし」「マリーマリーマリー」「AIの遺電子」
 
あと連載おわったけど「2DK」…なんとかもう1巻でてほしい「2DK」…私家版最終巻を先生がイベントで売ってたのは知ってる……
 
 
 

円都空間in犬島

結論から言うと犬島に円都はあらわれなかった。
なんでこの内容で円都の名前を使ってしまったんだろう…ステージの上にイェンタウンは居なかった。ステージの周りにもイェンタウンは無かった。

 

以下、敬称略です。
まず会場そのものにイェンタウンの要素がなくてがっかりした。ディズニーランドやUSJみたいに映画の世界を体験できると期待してしまっていたから。そこまでとは言わなくともイェンタウンをモチーフにしたインスタレーションがあっても良かったんじゃないか。
それでも公演はイェンタウンのライブなのだと思って待った。しかし始まってみれば全然イェンタウンじゃなかった。かっちりオシャレにキメた演奏者、朗読、黒い幕に投影される詩。リリィシュシュや安藤裕子ACIDMANはその見事な歌唱力でYEN TOWN BANDの曲を歌うわけではなく、イェンタウンとして歌うわけでもなかった。やっと第6章になってグリコが登場し、すこしだけ歌ってまた下がってしまった。
素晴らしいパフォーマンスだったけど、そのパフォーマンスは彼ら演者だけのものだった。ステージに上がるとき降りるとき彼らはこちらを見ない、曲の終わりもどこなのか判然としない、突然に表示される章タイトル、やけに遠いステージ。観客はむしろ排除されていたような気さえする。何か参加できる手掛かりがあっても良かったのではないか。
一般的に演奏という行為には表現の要素とファンサービスの要素がある。私はイェンタウンのファンとして犬島まで駆けつけたけど、イェンタウンのファンを楽しませるためにやってるわけじゃない、ということを突きつけられた感じ。

幸いなことに、犬島そのものはとても楽しかった。今回、夫に娘を頼んで一人で来たということもあってほかの島はまわれないけど、もっとほかの島も見たい。

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映画の公開から長い時間が経って、それは、たとえば高校の頃の友人が10年後に会っても共通の話題がなくて誰とでもできるような会話しかできなくなるような、いつのまにか共有できなくなってしまっていた想いを、回顧ではなく現在形の想いを、これからも一人で抱えていく。

 

ベビー服のこと

赤ちゃんの服はかわいい。何を着ても最高にかわいいから服なんて何でも良いんだけどやっぱりかわいい服を着せたい。

 

まずユニクロ。安いし伸縮性あるし近所のユニクロにベビー服があればそこで買うのがいちばん手軽。でもユニクロのベビー服は種類があまり無い。

 

赤すぐネットは種類が豊富。可愛い服が多い。けっこう高いのも売ってるけど、セールでユニクロ並の値段になってることもある。伸縮性も良いし、生地もしっかりしてる。

 

ベルメゾンはシーンを想定した売られ方が買いやすくて去年の冬前にけっこう買った。厚手の服は使いやすかったけど、薄手の肌着はベロベロに伸びた。いま思うとベルメゾンあんまり安くない。

 

アカチャンホンポは新生児の肌着は豊富にあって、そのままよく利用してた。でも新生児の肌着以外はいまひとつで、伸縮性が全然なかったりスナップボタンが金属だったりした。

 

amazonで買ったベビー服は質が悪すぎて返品した。

 

楽天でカーターズのワンピースやふわふわジャンプスーツ、袴風オールを買ってどれも良かった。買いたいのが決まってるときは楽天で探して良かったけど、楽天でゼロからベビー服を探すのは無駄な労苦であった…

 

ベビーザらスは可愛くなくて買ったことがない。バースデー(しまむら)は実家に行った時に連れてってもらって安くてかわいかったけど郊外店舗しかない。

 

しばらくはユニクロ・赤すぐ・ベルメゾンで比較検討して買おうかな、というところ。成長して服のタイプが変わってきたらまた考えよう。

 

週刊少年ジャンプから不良マンガが消えて久しい

※このエントリで言及するのはあくまで「不良マンガ」についてです。実在の不良についてはここでは一切の言及を避けます。

週刊少年ジャンプに、不良マンガの連載は今ありません。「斉木楠雄のΨ難」、「火ノ丸相撲」に元ヤンの脇役はいますが、ヤンキー活動はしていません。「左門くんはサモナー」の脇役にもヤンキーの人間や悪魔がいて、こちらはヤンキーとして活動があるようですが、上記キャラよりも更に出番が少ないです。
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※このキャラは主人公ですが、コスプレです

相撲、バレー、競技ダンス、将棋…部活モノの主人公はみんなグレる暇なんてありません。学業を疎かにしたり徒党を組んで喧嘩したり教師や親に反抗したりしていたら試合に出られなくなってしまうし、補修や説教で練習時間を削られるなんて絶対に避けたい事態です。かつてROOKIES(1998〜2003)の子達が野球に集中できなかったことの反省が現在に生かされているのかもしれません。

ろくでなしBLUCE(1988〜1997)や魁!男塾(1985〜1991)の連載していた頃がWJヤンキー時代だったのかもしれません。
有名な話ですが、スラムダンク(1990〜1996)はスタート時点では不良漫画にもラブコメにも展開できるようにしていたそうで、だから水戸洋平はめちゃくちゃかっこいいし、晴子さんはめちゃくちゃかわいい。結果的にスラムダンクバスケ漫画の代名詞となって、花道は髪を切り、不良仲間はチョイ役に後退しています。
幽☆遊☆白書(1990〜1994)にしても不良キャラとしての要素が残っているのは仙水編(1993)まで、魔界編での幽介は一介の不良ではなく領主の息子として大人達の中で立ち回ります。

最近で長く続いた不良モノでは、べるぜバブ(2009〜2014)があります。赤ちゃんを担いで悪魔の力で戦ったりする不良ですが、主人公の男鹿辰巳は最初から最後までまごうことなく不良少年でした。男鹿をとりまく不良達はきちんと不良らしく校内に勢力を築き、抗争と交渉で牽制しつつ、学校のテッペンを狙っていました。そんな彼らの小競り合いを男鹿はパンチひとつでふっ飛ばします。男鹿は人を人とも思わない不良少年でしたが、徒党を組む必要が無いほど圧倒的に強くて、拾った赤児に対して父性を発揮しているお父さんでした。

ジョジョの主人公を考えると、3部(1989〜1992)・4部(1992〜1995)と改造学ランを着て不良然とした少年が主人公でした。荒木先生も彼らのキャラクター要素に不良があることは明言しています。しかし承太郎がタバコを吸ってお酒を飲んで親に反抗し女子にキャーキャー言われているのに比べ、仗助は髪型こそリーゼント&ポンパドールなもののオシャレで親孝行な少年です。5部(1995〜1999)になると学…ラン…?という服装、そしてギャングです。ジョルノは幼い頃からの憧れ通りにギャングスターとなり、イタリアンマフィアの出世街道をのぼります。ギャングが出てくると不良なんて子供の遊びです。

なぜ今のWJに不良マンガの居場所がないのか、その答えがここにあると私は思います。ジャンプは今や、ヤクザの存在感があまりにも色濃いのです。
ワンピースはしばしば言われるように海賊をモチーフにしたヤクザ漫画ですが、年々ヤクザらしさが前面に出てきています。女は黙って守られていろ的なホモソーシャル、兄弟の契りを交わすための盃、ツリー状の組織構成、ドラッグや武器の売買で儲ける組織と搾取される一般人…
ニセコイの主人公はヤクザの息子です。
銀魂もそもそもの舞台は歌舞伎町です(クライマックスになって歌舞伎町を出てしまいましたが)。
こち亀にも最近レギュラーのヤクザがいます。すごく可愛いです。
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ジャンプは不良を卒業して、ヤクザの支配する世界になったのです。少年漫画のウルトラメジャー・週刊少年ジャンプ、そこは既にヤクザorエリートが真剣勝負をしている修羅の国で、もはや軽犯罪と喧嘩に明け暮れるような不良は道化となりました。
不良がギャグへと追いやられた週刊少年ジャンプを私は毎週楽しく読みます。どこか後ろめたさを感じながら、この平穏を私は愛しています。



ところで、私の友人たちが作っているオリジナル同人誌bnkrR、vol.11のテーマは不良です。本日の文学フリマにてスペースはウ-05。流通センターへお立ち寄りの際は是非ご覧ください。


シンケンジャーについて〜キャスト編

シンケンジャーの2周目を楽しく見ています。みんなのセリフひとつ1つに違った意味が見えてきて胸が熱い。前エントリからの続きで、今回はキャストの皆さんについて書きます。敬称略です。


まずは松坂桃李の3つの絶妙なホクロについてなんですが、右頰と唇左の2つが綺麗すぎる容貌にちょっとした愛嬌をもたらすじゃないですか。そして左の首筋のが服装によって見えたり見えなかったりするんですよ。つい首筋を見てしまうんですよ。困る!ほかの子達だってホクロは沢山あるんですが、松坂桃李のホクロほど罪深いものは無い。

松坂桃李はこれが俳優デビュー作だそうですね(高校時代に文化祭で映画をやったという話もありますが、それは当然ノーカンとして)。「ボクらの時代」でいきなりナパーム炸裂する中を走らされた話などをしてました。演技のやり方なんて誰も教えてくれなかったと言ってましたが、その割には自然に見えます。

とはいえ、最初の頃は殿の色んな面がガチャボコしていて、それを伊吹吾郎がフォローしてまとめ上げている感じがありました。急に子供っぽいことを言ったり1人になってから笑い出したりが情緒不安定に見えるのを、吾郎さん側でうまく包みこんでくれています。先述のトーク番組で言っていたのですが「もしかしてオレ、足引っ張ってる…?」と気付いたそうで、難しい役をがんばってたんだなあと思います。

殿と家臣という構成上レッドの存在感はとても大きくなくてはいけないし、冷静でツンとしたキャラという制約もあるし、周りは経験者ばっかりだしで無理ゲー感あるんですが、でも松坂桃李の殿は最高なんですよ、最初からクライマックス、超かっこいい。

シンケンレッドのアクションは松坂桃李の生身アクションもかっこいいんですが、福沢博文の殺陣の美しさは本当に惚れ惚れします。ピシッと立った姿勢、構えた剣、攻撃をいなす身のこなし、鍔を回転させる掌の指先まで美しい!


相葉裕樹(当時は弘樹)は何だろう、ばっち、こういう役ばっかりなのかな…他の作品は戦国鍋しか見てないんですが、天草四郎伊東マンショもウザかっこいいタイプのイケメンでした。大げさな動きや他の子とのわちゃわちゃが可愛いですよね。何そのマンガみたいなジャンプ!なんで咄嗟に椅子取りゲーム!顔芸も最高で、第4幕ですべり台に上る(から元気)→すべり出す(泣きべそ)→すべり終わる(生気を失った顔)の流れとか、ことはの話を深く頷きながら聞いていてにっこり口角を上げるところとか、なんてウザ可愛いんでしょう。停止して10秒戻して繰り返し見ました。

この1月からグランアーツに所属して舞台中心に活動していくようですし、いつか舞台も見に行ってみたいです。


高梨臨は華のある美人ですよね。柴咲コウ栗山千明みたいに最初から完成されたうつくしさ、という感じ。その上で演技力が高くて、こう、キャラクターの強度がしっかりしてました。姉御肌でみんなの保護者ポジションで「将来はお嫁さんになりたい」ピンクという、女性性への負荷をこれでもかってほど積載された役なのに、かっこよさを印象付けてくれる。彼女がシンケンピンクで本当によかった。


鈴木勝吾は走っている姿が良いのです。千明がダッシュしてるのを見ると気持ちがグワっと盛り上がる。


相馬圭祐の容姿がいちばん好きです。骨っぽい顔がにかっと笑ってすごくかわいい。お寿司屋さんの衣装や変な金色のテロテロジャンバーもやたらと似合うんですよね。途中参加のチートだけどそれを飛び越えてくる軽やかさがあって、孤高のポジションを殿から奪うことが無かった。すばらしい。

これは愚痴ですが、相馬圭祐の細さが好きなので、変身すると岡元次郎だからムチムチに太ってて…次郎さんの動きあんまり好きじゃないので、変身しないでほしかった…どんなイケメンも変身するところがいちばんかっこいいと思っているんですが、源ちゃんだけは…

相馬圭祐は残念ながら今は体調を崩してお休みされているようです。また動いている相馬圭祐が見たい。でも無理はしないでほしい。


鈴木勝吾と森田涼花については、気が向いたらまた書きます。


戦隊ヒーローや仮面ライダーで50話を共にすると大抵の役者さんを好きになってしまうので、その後見られないのは本当にさびしいです。


オタクは大概チョーさんが好きなんですが、シタリがチョーさんで本当によかった…荒れるドウコクを宥めつつも復活してくれたことへの心安さ、アクマロがいる時の居心地の悪さ、太夫を悼む声に滲む寂しさ。


薄皮太夫は外道衆側のキーパーソンだったと思うんですが、声優の朴璐美スーツアクターの蜂須賀祐一の匠の技でとても人間味のあるキャラクターでした。途中からスーツの口元が少し動くようになってしまったんですが、最初から薄皮太夫のスーツは実に様々な表情を見せていました。能のお面が楽師によって喜怒哀楽を表現するように、スーツの動かない顔が物憂げに悩んだり怒りに震えたり冷酷に笑ったりするんです。


シタリと太夫のおかげで、敵側サイドへの思い入れがかなり強まってしまいました。一人ずつ退場していく終盤、切ないくらいでした。


短くてまとまりも無いのですが、いつまでも下書きしていても仕方ないのでこのへんで公開します。また書きたいことがたまったらエントリにまとめます。


夫に娘を託して外出してきた

昨晩精神の不調を自覚したので夫に話を聞いてもらって、今日は外出してきました。

昨日の夕飯はカツを揚げるだけだったのに1時間半もかかってしまって「もう21時近い…何でこんな時間に…もうダメだ」と半ばパニック状態になってしまいました。
そこで気付いたのですが、ここ最近気持ちが常に焦っているというか、悪い意味で緊張している。物を落っことしたり倒したりしただけでキレそうになって、常に泣きそうな気分です。
カツを食べながら夫に「もうダメだ」をひとつ一つ聞いてもらいました。
・昼間のうちに離乳食用の野菜を茹でるのにのろのろしていたら予定の野菜すべてを茹でられなかった
・茹でた野菜を裏ごしに移す時にキャベツを少しガスレンジに落っことした
・お湯と水の蛇口をちょうど良い割合でひねってあるのに途中でお湯が水になる
・食器を洗って水切りに並べておいたのが流しになだれ落ちた
・肉のパックが長すぎて電子レンジの中で回転せず、部分的に火が通ってしまった
それぞれ大したことじゃないのは自分でも分かっています。でもいちいち激しい動揺が気持ちを襲うのです。

話しているうちにガサガサに荒れた気持ちが癒されていきました。こういうことはたまにあって、2週間くらいずっと動揺がおさまらないこともあるのですが、今は不安なことが沢山あるからそのせいかもしれないね。でも不安そのものはすぐに解消できないから何かリフレッシュしたら良いんじゃないかな。そしたら私、銀座にお買い物に行きたい。いいよ、明日いってきな。

という流れで、今日は銀座にお出かけしてきました。ありがたいことに夫は現在リモートワーカーで在宅勤務です。
午前の離乳食を終えてから午後の離乳食について引継ぎ(冷凍してある野菜と鶏肉とお粥を解凍してもらう)、昼をまたいでの外出になるので夫が自分の昼食を調達してくるのを待って、久しぶりに授乳度外視のワンピースを着てハイヒールのブーツを履いて12時近くに家を出ました。

15時半前には帰宅したので3時間半ほどの外出でしたが、出掛ける前のうきうきした気持ちや帰ってきてからの気力の充填された感じを見るに効果はてきめんで、すっかりリフレッシュできました。
せっかくなのでケーキも買ってきました。
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このひとが夫でよかったなあと昨晩から思うことしきりです。ありがとう、夫。もう大丈夫だよ。

シンケンジャーについて〜キャラクター編

能年玲奈さんも見ているシンケンジャーシンケンジャーの波が来ている…!

シンケンジャーばかり見てる - リアル幽霊ちゃんで書き足りなかったことを、多少ネタバレしながら書いていきます。まずはキャラクターについて。シンケンジャーを知らない友人のために灰字で補足説明を書きますが、よくご存知の方々は読み飛ばしてください。

 

シンケンジャーのみんな

シンケンジャーとは…江戸時代から代々外道と戦ってきた主人と家臣の5人組。筆と携帯電話が一体になったショドウフォンという装置で文字の力=モヂカラを使って変身します。

志葉丈瑠(シンケンレッド)
志葉家18代目当主として幼少期より爺やに厳しく愛情深く育て上げられた。前回の戦いで父を亡くし、屋敷に爺やと黒子達と暮らしている。火のモヂカラを使う。
何と言っても殿です。とにかく殿がかっこいい。殿いとおしい。殿産みたい。
英語の書いてあるTシャツをしょっちゅう着ている殿。お化け屋敷が怖い殿。七並べが弱い殿。
俺一人で戦うといって家臣の召集をしぶり、いざ集まった家臣にも弱い奴は帰れと睨み、他人を遠ざけようとしていた殿。仲間と打ち解けて心を許していくいっぽうで決して他人に立ち入らせない部分があって、そこだけどんどん孤独を深めていく殿。
殿の17年間と仲間と出会ってからの1年間を思うと、息ができないほど色んな感情が渦巻いて、最終的に泣きながらエンディングテーマを口ずさむのを繰り返しました。シンケンジャーの視聴は現在2周目ですが、ほぼ殿を見るための2周目です。殿、殿、殿…大好き……
 
日下部彦馬(じい)
志葉家に仕える文官。黒子の采配など執事長の役割もこなす。毎年妻の命日だけ娘と孫に会う。
私がシンケンジャーの世界に入るとしたら、じいに重用される黒子になりたいです。じいに「頼りにしてるぞ」って言われたい。じいのことを日下部様って呼びたい。腰痛のじいが古文書の箱を持とうとしたらささっと寄ってって運んだりしたいです。
17年間、じいは娘の成長も結婚も孫の誕生も傍で見ることなく、ずっと志葉家の日下部として生きてきて、でもきっと本人は幸せだっただろうと思うんです。ひたすらに大きな目標のために殿を育てる毎日を、親として師として家臣として喜びに溢れた17年間だったことでしょう。娘としては複雑でしょうけれど。
外道衆との戦いが終わった後もじいは殿と暮らしていくようですが、孫や娘とちゃんと関わっていってくれたらいいな。殿のほうもじい離れをしなくては。
 
池波流ノ介(シンケンブルー)
侍で歌舞伎役者。水のモヂカラを使う。
忠誠心厚く、剣術・モヂカラ共に優秀だが、情熱が空回りすることも多い。
「おそ松さんでいえばカラ松なのでは?」と夫に言われて違うよ!と叫んだものの否定しきれないです。流ノ介はウザいところが可愛い。いつからこんなになっちゃったのかなーと1話から見直してみたら最初からフルスロットルでウザ可愛かったです。感情表現が濃すぎてみんな着いてこれないんですよね。思い描いているドラマに他者を巻き込んで没入していかんとするタイプ。だからこそ熱心に取り組む姿勢を維持できるし、結果的に侍としても歌舞伎役者としても腕が立つんだと思います。
流ノ介の忠誠心はかなり早い段階から、忠義っていうより殿のことが好きすぎるだけみたいになっていて、それは殿にとっても他の家臣にとっても気が楽になることだったんじゃないかな。本気で侍然として家のためってやってたら、流ノ介は孤立してしまった気がします。仲間から暑苦しく思われながらも愛されていて、本当、カラ松ガールとしては羨ましい限りです。
 
白石茉子(シンケンピンク)
侍で保育士。天のモヂカラを使う。面倒見の鬼で特に弱っている人を見ると母性が爆発する。
茉子はみんなのお姉さんでしたね。流ノ介が忠義暴走マンなので茉子が必然的に保護者ポジションに立っている感じでした。
生い立ちを思うと、茉子がなりたいのはお嫁さんというよりお母さんなんでしょう。実際、愛情深くて強くて美しい最高のお母さんになると思います。料理はこれから上手くなればいいのです。
 
谷千明(シンケングリーン)
侍。召集を受けた時点で高校卒業間近だった。木のモヂカラを使う。召集当初は剣術・モヂカラで他の4人に劣っていたが負けん気で追いつく。
初登場時はゲーセンで格ゲーしてたし家出した時はネカフェでゲームしてたしショドウフォンでもゲームしてたしゲーマーなのかと思いきや、たぶんこれって若者らしさなんですよね。ショドウフォンを携帯らしく使っていて殿の写真撮ってメールで送ったりするし、髪色も明るいしザ・若者なんです。茉子が調停役を負っているように、千明は若者役を負っていて、じいに怒られるのも殿を超えると息巻くのも若者だからなのでは。
そして、そんな千明の可愛いところですが、愛嬌が半端ない。キレてても可愛げがあるんですよ。「当たってるだけに腹立つんですけど!」とか「よけてんじゃねぇよ!」とか。コミュ力も高くて、ことはによく声をかけるし源太を源ちゃんって呼んで仲間に入りやすくしてくれたし、自由なだけの子じゃないなあと思います。
 
花織ことは(シンケンイエロー)
侍。千明より歳下。実家は竹細工をつくっている。土のモヂカラを使う。剣術に秀でているが、病弱な姉の代わりにシンケンジャーになったと常に引け目を感じていて自己評価が低い。殿に対して謙っており、三つ指ついてひれ伏したりする。
素直な良い子なのに褒めてくれない親に育てられて気の毒に…シンケンジャーの中で唯一親が出てこないのもことはです。姉が出てるからそれ以上家族に焦点を当てないだけなのかもしれませんが、16,7歳の娘が関東に出て命懸けで戦ってるのに冷淡なことです。戦いが終わった後に実家へ戻るようですが、早く実家出たほうがいいよ、住む所なかったら志葉の屋敷に住みなよ!
みんなに甘えていたと言うことはに対してじいが別に甘やかしてないよと言う場面がありますが、シンケンジャーのみんなそれぞれに、ことはを可愛がりたい気持ちはあると思います。源ちゃんはストレートに可愛いかわいい言っちゃってるし、殿も少女漫画みたいにことはの頭を撫でるし、千明なんかことはのことちょっと好きじゃないですか。

それにしても、茉子もことはも剣術稽古の時は髪結ったらいいのに…本戦で髪おろしてなきゃだから仕方ないのかな?
 
梅盛源太(シンケンゴールド)
屋台で寿司を提供する寿司屋。殿の幼馴染。親の夜逃げで殿に別れを告げに来た際、餞別に烏賊折神のディスクを貰った。このディスクを独自に解析し寿司フォンを開発、独学で習得した居合術で戦う。シンケンジャー5人と合流後、海老折神、ダイゴヨウの2体を開発。
源ちゃん本当に良い男ですよね。まず能力がチートなのに、全然偉ぶらないじゃないですか。かといって侍じゃないと卑屈になるわけでもなく、いつも朗らかに寿司を握って戦って…黒子に生活の面倒を見てもらっている侍達と違って、自分の面倒を自分で見なきゃいけないし、屋台の経営もあるし、いつの間にかロボット作ってるし、源ちゃんマジで寝るヒマ無いんじゃないかと思うんですが、そんな苦労は微塵も感じさせない。むしろ人一倍元気。元気が取り柄です!みたいな顔してる。天は源ちゃんに何物も与えたもうた。
源ちゃんが参加してから殿の堅物仮面も剥がれ始めるんですけど、案外殿との会話は少ないというか、あんまり幼馴染感を出してこないんですよね。普通に6人目として参加してる。それが私は少し寂しいような、でも源ちゃんのフェアさであるような気がしていました。
 
外道のみんな
敵は外道衆という妖怪のようなもので、原則として三途の川から長時間は離れられません(水切れを起こす)。この世に三途の川を溢れさせて行動範囲を広げることが目的のようです。
血祭ドウコク
敵の大将。先代シンケンレッドとの戦いによるダメージで現世に来ると一瞬で水切れになる。いつも三途の川の船の中で酒を飲んで怒っている。
ドウコクはあんまり大将らしくない大将だったように思います。力が強大すぎて気がついたら大将になっちゃってたという感じ。そもそも外道衆って組織じゃないんですよね。めちゃくちゃ強い妖怪がいて、ほかの妖怪が彼の言うことを聞いているだけというか。ドウコクが気に喰わないなって思えば逆らえる妖はいないわけで、アクマロのように服従するふりをしながら何事か企むのがせいぜいです。
私はいつも、ヒーロー物に出てくる悪の組織に疑問を抱いてました。怪物を1体ずつ送り込んでヒーローを強くしてやって、クライマックスに危機が迫っても幹部が1体ずつ出動して最終的にボス1人で戦うことになるなんて、なんかダサい。
ところが、外道衆はまず大将が手下を統率する気がない。側近がイライラしている大将の機嫌をとるくらいのノリで妖を現世に送り込んで消費していく。大将は大将で、自分が強すぎるから幹部ポジションの妖が幹部ではない。世話を焼いてくる爺さんと三味線が上手な姐さんで、ドウコクの近くにいても怒られない2人くらいの関係です。
ドウコクが倒されるのはつらかった。誰よりも強いドウコクのままでいてほしかったです。でも、それだと現世が地獄になってしまう。彼は人を襲うので射殺せざるを得ない手負いの獣のようでした。
 
骨のシタリ
ドウコクの側近。参謀のようなことも言う。
シタリが発する一言ひとことが、ドウコクと薄皮太夫をどんどん人間くさく見せていったように思います。彼らは好意やなにか明確な目標があって一緒にいるのではないけれど、なんとなく仲間であるように見えていて、それはたぶんシタリがあれやこれやと喋っているからなんです。チャーミングなお喋り爺さんでした。
 
薄皮太夫
ドウコクの側近。江戸時代に人間から外道に堕ちた半妖でずっと現世にいても水切れを起こさない。
太夫に安易な救済がなかったことは、この物語の誠実さであるように私は思います。彼女の三味線には膨大な嘆きと苦痛が詰まっていましたが、この苦痛は人間に踏みつけられた人間の苦痛です。妖がちょっと暴れて生じさせた苦痛とは比較にならない質と量の苦痛でした。その三味をかき抱いて数百年、彼女の最期がとても静かだったことに、せめてもの救いを感じます。
 
腑破十蔵
太夫と同じく江戸時代に人間から外道に堕ちた。戦闘狂で強い者と剣を交えることをひたすら求めシンケンレッドにつきまとう。
初見でかっこいい!となったんですが、終わってみるとドウコクのほうがいい男でした。戦いが全てって言って本当にそればっかりで…でも十蔵が出てくるとかっこいい殺陣が見られるのでワクワクしました。
 
長々と書きましたがつまりはですね、みんなのこと、大好きだよ!ずっと大好き!それだけ!
 
次回はキャストについて書きます。