夫がリモートワークで良かったなあ

夫がこんな日記を書いていたので、妻側から見るとこうだったよという話を書こうと思います。

ksss9.hatenablog.com

 

私は今年の4月から産前休暇に入り、来年の夏まで育児休暇の予定です。臨月に入る前からここまで夫がリモートワークをメインに働いてくれたおかげで、気持ちの余裕がずいぶんできました。

 

臨月のころ

臨月となると社内でもみそっかすのようなもので、3月からは週2日ほどの出社、しかも定時で帰宅していました。とても疲れやすく、重いものを持つと腹が張り、すぐに腹痛と吐き気が起こるので、 出社した日は帰途のスーパーまで迎えに来てもらって一緒に買い物をして帰る習慣ができました。この迎えに来てもらえる、というのがいつも心強かったです。

 

家の中では畳にベタ座りの生活で、立ち上がる時とベッドから起きる時に夫が引き起こしてくれましたが、ソファの生活ならこの苦労は無かった気もします。ベタ座りだとおなかが大きい時にはどんな姿勢もつらいので、家にいる時はほぼずっとベッドに寝そべって夫が仕事してるのを眺めてました。

 

この頃はヒマだしごはんを作るくらいしか張り合いが無いので、楽しく昼おやつ夕と用意してました。それに毎食一緒に食べる人がいるのはありがたかったです。夫が出社する水曜の昼食は割と雑になってました。

 

入院中

予定日をすぎて胎児の元気もよろしくない、ということで入院になりました。毎朝病室に来てくれるので洗濯をお願いしたり本を持ってきてもらったりしました。週末は付き添い用のマットレスを借りて病室に泊まり(全室個室でした)、平日は見舞いと家事で早起きと、夫の疲れがたまっていくのが気になっていました。出産後3日目くらいの朝、まったく連絡がつかなくなり、自宅で死んでたらどうしようと病室で泣きながら赤ちゃんを見てました。母娘2人で生きていこうねと決意したりしてました。ただの寝坊でした。

 

 新生児のころ

退院からしばらくは私の母が泊まり込みで手伝ってくれる話になっていたのですが、腰痛と風邪と実家のリフォームを理由に3日で引き上げていきました。帝王切開の傷はまだ痛むし、重いものを持つなと助産師さんに言われているし、ほとんどひっきりなしに授乳しているしで、買い物と炊事が大きな負担になってきました。娘の生後1か月頃、夫に土休日のごはんを任せたいと提案して快諾してもらえたのは助かりました(それまで3週間をどうやってしのいだのか思い出せません)。週末休めるというだけで、平日の買い物と炊事がものすごく軽くなります。休みが無いと買い物して献立考えて作って買い物して献立考えて作って買い物して献立考えて作って永遠に続く…となって追い詰められます。リモートワークに関係ない家事分担ですが、ありがたいので書きました。

また平日の炊事も調理中は夫が娘を見ていてくれるため、なんとかいつもまともなものが食べられます。夫が出社する日は高確率でまともなものが食べられません。

 

新生児期の沐浴はベビーバスで実施してました。そのころ夫の業務時間は9時から18時くらいだったので、昼食後か夫の業務後に2人で沐浴させてました。

 

自宅勤務とはいえ仕事中なので、娘の面倒を見てほしい時には「いま大丈夫?」と様子を伺いつつになりますが、断られたことはほぼ無いです。障害対応中・テレビ会議中は頼めないけれど、私の外出と重なった時はどうにか両方こなしてきたようです。よくお父さんが抱っこしても泣きやまないというのを聞きますが、うちではグズったときのだっこや寝かしつけは夫のほうが上手です。

 

最近のこと

食事中は夫の膝の上に寝かせる、昼すぎに私がエルゴで抱っこして買い物がてら外気浴に連れ出す、夕飯後に2人で分担して入浴させるなどの習慣ができてきました。また授乳間隔が4時間おきになって予定が立てやすくなりました。3人でスタバに行って夫は仕事、私は娘と遊びながらコーヒーを飲むなんてこともできるようになりました。

 

まとめ

赤ちゃんのお世話で助けがほしいのって「いま!」助けがほしいんです。吐き始めたからガーゼ取ってとか、うんちがオムツから漏れたから被害を食い止めるぞとか、ギャン泣きしてるけど心身ともに限界とか、そういうときに頼れる手があることは精神的にもすごく大きくて、1人じゃないって実感します。それに、子供の一挙手一投足に逐一本気で驚いたり喜んだりできるのは、やっぱり親がいちばんで、娘の小さな成長の一つひとつを夫婦で共有できることに何よりの喜びを感じます。

 

長くなりましたが、夫がリモートワークで良かったなあという気持ちを改めて書きました。リモートワーク広まるといいな。