同じものばかり食べている

買ったことのない魚や野菜がちょっと安くなっているから買って調べながら調理するとか、長いことやってない。何冊か買ったレシピ本も全然ひらいてない。

娘の食べないものが増え始めたのは去年の今頃だった気がします。去年の今頃といえば私はつわりが終わるかどうかという時期で(割と軽かった)、生肉や生魚を調理していると具合が悪くなるのでソーセージを焼いたりする事が多かった気がします。いや、どうだろ、あまり覚えてないです。

ところで私は白子が好きなのですが、夫は白子が嫌いなので、家族の2分の1が嫌いなものをわざわざ買って塩と酒をかけて熱湯で湯がいてヌルヌルになった鍋とシンクを洗うのもな、と思うと年に3回くらいしか買いません。娘が成長してきて白子を食べるようになったので、以前よりは元気よく買うようになりました。家族の3分の2が喜んで食べるものなら甲斐があるというもの。

この理屈で言えば、モロヘイヤとかは全然買えません。私はモロヘイヤ大好きですが、夫も娘も食べないモロヘイヤのおひたしを作るために、茎からちょんちょん葉っぱをむしって茹でる面倒くささは頑張れない。そう、娘はモロヘイヤを食べません。以前から葉物野菜は食べたがらない傾向がありましたが、近頃はかつて好物だったブロッコリーも生ハムで巻いたアスパラガスも味噌マヨをつけたキュウリも食べません。「緑色のものは食べない」そうです。アボカドだけは緑色ながらに許されていてまだ食べてもらえます。

茄子とゴボウとキノコ全般も食べません。この辺りは炒め物に入っていると炒め物すべてNGとなりまふ。にんじんも炒め物では食べませんが、オレンジ入りのキャロットラペなら食べます。しかしキャロットラペに飽きてきたのか最近は残すようになりました。

肉と魚は気分次第です。魚骨の誤飲をおそれて骨の大きい切り身しか買えず、だいたい真鯛が安い時に買っています。アクアパッツァとか作りたい気持ちもありますが、塩焼きなら食べてもらえる魚をわざわざ手をかけて食べてもらえそうなアクアパッツァにはできません。タンパク質とビタミンとミネラルを食事でとってもらいたいのです。そして、娘が食べるかもしれない魚と野菜、娘が食べなさそうな魚と野菜をそれぞれ用意するほどの元気は無いのです。

そんなわけで最近の夕飯は、塩茹でのササミか茹で卵か目玉焼き(娘が食べる卵の調理方法はこの2択)、キャロットラペ、電子レンジで柔らかくしたカボチャ、野菜のポタージュ、ほとんどそればかりです。しかもだんだん飽きられてきています。給食なら何でも残さず食べているらしいので給食で栄養をとって家ではカステラとか食べてれば良いんじゃないのかと思うこともあります。しかし保育園を休んだら家ごはんで栄養を摂らせるしかないのです。聞くところによると年末年始は17日連休らしく、その間もずっと家ごはんになるでしょう。ここから先どうしたら良いんだろうとぼんやり悩んでいます。どうもこうも無いのか。