元気でいてほしいと思ってしまうけれど

Twitterばかり見ています。読みたくて買った本も、見ようと思ってるドキュメンタリーも映画もドラマも沢山あるのに、気がつけば朝昼夜ついTwitterを眺めています。この状態は俗にツイ廃と言います。

ツイ廃なので、同じくTLにしょっちゅう居る人に、親しみをおぼえてしまっています。特に、ホームをちょくちょく見に行ってしまうようなアカウント、面白くて倫理観が信頼できて優しくて更新頻度が高いようなアカウントとなると、毎日見に行くこともあります。しょっちゅう見ているのでその人のことをよく知っているような気になってきます。その人が突然いなくなった時、"心配"だとか思ってしまうのです。

何かあったんだろうか? 事件や事故や急病などの大変な状況にあるのではないか? どうか元気でいてほしい。そしてまたTwitterに戻ってきてほしい。

 

気持ち悪いですよね。Twitterなんてこんなにやるものじゃないと分かっているのに、他人がTwitterを離れていると心配するなんて、何様だろうかと。

ただのTwitterなのです。その人がそのアカウントで書こうと思ったこと以外は書かれないし、そんなものはその人のごくわずかな一面でしかないし、虚実いりまじっていることもあるだろうし、そもそも言葉にした時点で本当に思った事の加工品のようなものです、どんなに脳直で書いているように見えたとしても。

元気でいてほしいと思ってしまうし、言ってしまうけれど、こんなのは余計なお世話でしかない。元気でいようと元気でいまいと、赤の他人に知る権利は無い。元気でなきゃいけないってわけでもない。元気でいられないこともあります、人間なんだから。

 

リアルな人付き合いでも「知ったようなこと言いやがって」と何年でもムカついているようなことがあります。自分が「知ったようなことを言ってしまった」と思いながらも謝れないでいることもあります。知ったような事を言わないようにするのは難しい。でも、言わないように気をつけて、知らせてくれようとしているものは受け取って、知り得ないものは「無いもの」と思わないで、そういうふうに優しくなりたい。